記憶術と五感

記憶術と五感

本当に様々なやり方の記憶術がありますが、五感を総動員して記憶を行ったという経験を持つ方もいます。これは所謂受験などを目標にした暗記をしての記憶術とは趣が少し違うのですが、一つスポーツを例に出してみます。サッカーなどでボールを狙った所へ正確に蹴る、テニスで正しいフォームを意識してラケットを振るといった動きは、何度も何度も繰り返し行っていく事で覚えます。同じ動きを何度も反復して練習する事で次第に身についていくものです。反復をする事で体に動きをインプットし、しっかりとそれらが身に付いていれば全然意識しなくても自然に体が反応して動けるようになります。こういった事を、方法記憶といい一種の記憶術になります。

 

それとは別に、試験や受験では大量の単語や記号を暗記しなければならない事が多々ありますね。その様な時に是非活用したいのが、音を使った記憶術です。必死に書いて覚えるよりも、英単語は声にだして読んだ方が、スペルもより確実に覚えやすくなるでしょう。また数の大変多い難しい漢字を暗記する時に、その漢字の書き順に節を付けて歌いながら覚えるという記憶術もあります。口を動かし話ながら、そして手を使い書きながら行うと、沢山の情報が耳と目から入り手や口も動いているので脳の中で記憶がバックアップをし易いともされているので、記憶術としは良い効果が期待できる様です。

 

それと誰もが経験あると思いますが、食事中食べ物を食べている時、ふいに何かしら記憶が蘇った事はありませんか。印象に残る体験とその時食べていた物に記憶が結びつき反応した事で、記憶がより一層長期的に保全されていきます。同じ様な理屈で、臭覚と記憶術も結びつく事が多いので利用してみるのも面白いでしょう。記憶は五感をふんだんに用いて行うのも効果的です。少し違ったやり方で楽しみながら出来る記憶術として、チャレンジしてみるのもどうでしょうか。


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記憶術

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