記憶術のデメリット

記憶術のデメリット

記憶術にはメリット同様にデメリットも確かにあります。受験勉強や資格試験習得など暗記が多いものにはとても有効なテクニックなので、知的な技術一般に適応出来る方法と思われている記憶術ですが、流石に全てにおいて万能という訳ではありません。得意とするのは暗記です。一番力を発揮するのがやはり暗記作業になります。その様な性質上、数式にきっちり当てはめて計算を行ったり、読解力を読み取る事や英会話技術のテストには不向きとされます。例えば、英単語を沢山記憶し知っている事は、英会話や英文を翻訳する上ではとても重要ではありますが、単語だけを知っていたとしても会話を成立させるのは難しいです。

 

記憶術を身に付けたとしても、それが良い結果に直接結びつくとは限りません。また受験では大変有効と謳われているテクニックですが、記憶術を身に付ければ必ず合格できるという訳では当然ありません。記憶術を何でも可能にする万能術と思い違いをしてしまう方がいる事がデメリットとも言えるのではないでしょうか。それと記憶術を身に付ける為には、そのやり方にもよりますが、書籍やDVDを買って学んでいるケースがほとんどです。それらの購入費がどうしても掛かってしまうというのもデメリットの一つと言えます。費用として数千円〜一万円前後になります。注意して欲しいのが、物によっては内容が薄くあまり意味のない資料なのに高額の費用を請求する悪質な業者もあるので、気をつける必要があります。

 

また、せっかくお金をだして購入したとしても、しっかり学んで理解しなければ宝の持ち腐れになってしまいます。最後に気をつけなければならないのが、効果は均一ではなく個人差があるという事です。すぐに効果が出て記憶力が上がる方もいれば、なかなか成果が出てこない方ももちろんいます。記憶術自体は確かに非常に優れたテクニックではありますが、上に挙げた様なデメリットも生じますので、しっかりと考えてからスタートさせましょう。


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記憶術

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