記憶術とパフォーマンス

記憶術とパフォーマンス

記憶術がもつ2面性として、教養として知識の高さと見なされていた過去があるのとは反対に、単純にパフォーマンスとしての形も受け継がれてきた側面も持っています。テレビなどでよく見かけるものとして、短時間に単語を暗記し発表したり、円周率をとてつもない桁まで暗証している姿などよく見受けられます。やり方をマスターしてしまえば幾つもの情報を暗記する事が可能とされる記憶術ですが、覚えるだけではなく流暢に暗記した事を話す様は驚愕にあたいします。記憶術が得意で上手く活用している方は人々から尊敬の対象で見られますが、昔は大道芸人としてパフォーマンスに記憶術を用いて、生計をたてていた方もいた様です。記憶術というのは、高度な内容を覚えようとすればする程それなりに時間が必要になり濃密なトレーニングをする事が必須で、そのため常人には普通出来ないパフォーマンスとして実践されている事もなんら珍しい事ではないと言えます。

 

さらに面白い企画として、記憶を用いた記憶大会なるものも存在します。それは記憶力世界選手権といい、イギリス人著述家でもあるトニー・ブザンが提唱し開催されるようになった大会で、イラストの順番やトランプの並び順などを覚えたり、1時間という短い時間で10進法の数を記憶していくといった、一般的な記憶力では太刀打ちできないようなかなりハイレベルな種目が多く、記憶力を競う世界的競技会といっていいでしょう。さながら記憶力のワールドカップとも言えますね。そこで披露されるとてつもない記憶力は、見た人々は誰でも驚き簡単の声を出してしまうはずです。

 

記憶術をトレーニングし極めていけば、そのような大会に参加でき自分を試すだって可能になります。そのような目的がなくても、試験勉強や資格取得など生きていく上で役立つ事は沢山あるので、少しでも興味がある場合はやってみる事をお薦めします。


人気の藤本憲幸の「超」記憶術

記憶術

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